伊勢崎神社(伊勢崎市本町)で1月11日、巨大な焼きまんじゅうを奉納する「上州焼きまん祭」が開催され、空っ風が吹く中、多くの見物客が集まった。
焼きまんじゅうは蒸したまんじゅうを串に刺して焼き、甘いみそだれを塗って食べる群馬のソウルフード。通常のまんじゅうの大きさは直径5~7センチ程度だが、焼きまん祭のまんじゅうは直径約55センチ、重さ約5キロと巨大だ。
「上州焼きまん祭」の開催は今回で10回目。串に刺したまんじゅうを火にかけると、香ばしい香りが境内に立ちこめ、みそだれを塗って返すと独特の甘辛い香りが境内の外に広がり、通りすがりの群馬県人の心をも揺さぶった。
焼き上がった焼きまんじゅうは切り分けられ、見物客に振る舞われた。