高崎で開催されている複合イベント(しんまち商工祭ほか)に11月6日、陸上自衛隊新町駐屯地の「野外炊具1号」が登場し、地元婦人会とともに東日本大震災の義援金を募った。
新町駐屯地の野外炊具1号は大震災後、被災地で炊き出しを行った。
イベント会場では500人前の豚汁を作り、地元婦人会が1杯50円以上の寄付金と交換した。配布の始まる正午ごろから小雨が降り始めたが、義援金を手にした人が列を作り、できたての豚汁を手にした。
雨模様でも11月にしては暖かい高崎だが、1杯の豚汁が被害状況を知らせる映像やニュースより強く被災者の気持ちを想像させてくれた。