7月1日に「発車」した「機関車の街 高崎」のスタンプラリーが好評で、景品として用意した1000個の「機関車だるま」が、3日までで残り300個となり、急きょ「増発」した。
機関車の街スタンプラリーは群馬ディスティネーションキャンペーン(DC)に伴い、高崎市が実施するイベントで、スタンプラリーに参加する19の店舗で対象商品を購入(飲食)する度にもらえるスタンプ3個で「機関車だるま」を進呈するもの。
参加店舗の一つ、「SLパン」(1個300円)を発売した「このえパン」(高崎市本町、TEL 027-322-4514)には初日から多くの人が押し寄せた。「SLパン」はチョココロネを使った機関車にごまみそパンの客車を連結したもので、チョココロネのしっぽを切り取って作った煙突が立っている。
このえパンの石附一利社長は「チョココロネのチョコレートクリームの部分が機関車の先頭の部分に見える。遊び心で立てた煙突、ごまみそパンの客車もちょうどいい大きさ。価格的にも買いやすいのだろう。遠くから来た人も多く、『高崎駅からの道順を教えて』という問い合わせも多かった。初日から、焼いても焼いても間に合わないほど売れている」とうれしい悲鳴を上げる。群馬DCに関して、「始まるまでは半信半疑だった。高崎市の企画が良かったのだと思うが、こんなににぎわうと思わなかった」とも。
「機関車だるま」はデザイン違いで3種類あり、いずれもシリアルナンバー入り。機関車スタンプラリーは9月30日まで。