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販売開始直後に「線量計」完売、追加も品薄-前橋のバラエティーショップ

店舗前の道路脇で放射線量を計る細村さん

店舗前の道路脇で放射線量を計る細村さん

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 前橋のバラエティーショップ「GETブランド館」(前橋市天川大島2、TEL 027-243-1230)が6月25日に販売を開始した「線量計(ガイガーカウンター)」が2日間で完売していたことがわかった。

店舗前の道路脇の放射線量は

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 同店は今年6月、ブランド品販売からラジコン、おもちゃなど話題の商品を扱うバラエティーショップへの業態変更に伴い、店舗を移転し売場面積を50坪から100坪に拡張したばかり。店主の細村武夫さんは「ブランド品も従来通り扱うが、時計やバッグだけでなく話題性の高い商品を扱うことにした。ガイガーカウンターはまさに話題の商品」と話す。

 細村さんは福島原発事故後、放射能被害について注視してきた。「東京電力などの発表を信じてきたので、地震と津波の直後にメルトダウンが起きていたという発表には驚いた。群馬県でも計測値を公開しているが、計測地点が高所のため、自分の生活エリアで計ってみたいと思った。計ったらさらに驚いた。私のように自分で計って、自分の目で確認したい人もいるのではないかと線量計を仕入れることにした」と振り返る。

 同店が販売した線量計はロシア製の「SOEKS」で、「ロシア政府が公認した製品。ドイツ製だと30万円するが、『SOEKS』(3万7,800円)は安価なのに精度がいい」という。

 25日からの販売したのは10台で、その後10台を追加したが、現在の在庫は5台。購入客は子どもを持つ人がほとんどのようだ。

 細村さんは毎日、同店敷地内や自宅、出掛けた先などで計測している。取材当日の天候は晴れ。同店敷地内の地面で計測したところ0.3マイクロシーベルトだったが、「天候によっては0.5マイクロシーベルトになることもある」という。

 営業時間は10時30分~19時30分。

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