ホウレンソウとかき菜の出荷制限解除から9日目迎えた4月17日、高木政夫前橋市長がJA前橋市農畜産物直売所「ゆうあい館」(前橋市冨田町)で野菜の安全性をアピールした。
ホウレンソウとかき菜の出荷が制限されたのは3月21日。この影響でゆうあい館では3月末までの売上が約1,000万円ダウン。出荷制限が解除された4月8日以降も、元には戻らなかった。
高木市長は同館開店の15分前にマイクの前に立ち、「安全安心な野菜を食べて元気になってもらいたい。こうしたことが復興支援につながる」と挨拶するとホウレンソウやかき菜のおひたし、キュウリ、トマト、野菜のみそ汁に手を伸ばした。
本当においしそうに野菜を食べた高木市長。「群馬県は全国でも有数の野菜の生産県。農家のみなさんが生産意欲をなくさないように、みんなで応援してほしい」と呼びかけた。