欧風カレー専門店の「カレー風味すずき」(高崎市棟高町、TEL 027-372-8662)が2月で2周年を迎えた。
店名がユニークなことから、「何の店?」と度々話題に上る同店。「カレー風味すずき」は桐生の老舗フレンチレストランで修行した鈴木国道さんが1988(昭和63)年、大間々に開いた店。店名は国道さんがカキをフレンチソースで提供する際にカレー粉で風味を付けたことに由来する。
高崎の店は2009年、次男の智裕さんが開いた。智裕さんは「ホテルなどで計18年間、フレンチとイタリアンの修行をしたので、フレンチかイタリアンの店を開こうと考えていたが、どうしても提供する金額が上がってしまうため、『カレー風味すずき』の姉妹店を開くことにした」という。
同店のカレーは28種類あり、17種類が大間々の本店と同じで、11種類は智裕さんのオリジナルだ。注文が多いのはその名の通りスパイスの効いた「鶏肉煮込みのスパイシーカレー」(850円)と牛の中落ちを煮込んだ「牛肉中落ちカルビとフレッシュマッシュルームの煮込みカレー」(1,500円)。追加480円で前菜、ドリンク、デザートがセットになる。
営業時間は11時30分~15時15分、17時30分~21時30分。カレーにはサラダが付く。月曜定休。