上毛電気鉄道の大胡電車庫(前橋市大胡町)で1月3日、電車との綱引き大会が開催されたが、2両編成の車輛に歯が立たず、途中で1両を切り離した。
綱引き大会の開催は昨年の正月に続き今回で2回目。昨年「デハ101」(30.4トン)1両が子ども40人+大人40人で簡単に動いたことから、今回は「デキ3021」(20トン)を連結。簡単には動かない電車の重さを感じてもらう趣向だったが、重すぎて動かなかった。
そのため急遽(きょ)「デハ101」を切り離し、綱引きを再開した。
綱を引いた山田君(小1、大胡町在住)は「重かった。綱が太くて握るのが大変だった。動いた時はうれしかった」と話した。
当日は綱引きのほか「デキ試乗会」「デハ104、デキ3021、デハ101写真撮影会」などが行われ、1,100人が参加した。