JR高崎駅西口に9月にオープンした居酒屋「大庄水産高崎駅前店」（高崎市八島町、TEL 027-323-8011）の利用客が1日平均200人と好調だ。

脱「個室」の店内

　大庄水産は、飲食店668店舗（直営店、8月現在）を展開する庄やグループ（大庄＝東京都品川区）の新業態で、個室が主流の居酒屋業界に開放感をコンセプトに切り込む。高崎駅前店店長の上地さんは「当店より先に京急川崎店がオープンしたが、同店は以前の業態からのリニューアルで、全く新しく作った店としては当店が1号店」と胸を張る。

　メニューは刺身、あぶり焼き、せいろ蒸し、すし、揚げ物など約80種類、アルコール約70種類で、価格は250円～。入荷した魚により内容の変わる「びっくり特売刺身10点盛り（3～4人前）」（2,480円）などもある。

　「新鮮な魚介類を提供する店と評価されたようでリピーターも多く、数字は公表していないが売り上げは目標を上回り順調に推移している」と上地さん。利用客はアラサー～50代のサラリーマンが中心で、うち2割が女性だという。

　高崎駅東口には2008年、ヤマダ電機の「LABI 1 高崎」がオープンし、今年12月には「LABI 1 高崎」につながる東駅舎の商業施設「E’site（イーサイト）」が開業する。西も東もにぎやかになる高崎駅に熱い視線が注がれている。

　営業時間は11時30分～14時、16時30分～23時30分。ランチメニューは700円から。