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敬老の日、ヒノキの間伐材で「100のありがとう風呂」-前橋の温泉施設

熊野古道のヒノキの間伐材には「おじいちゃん、天国でゆっくりしてね」などのメッセージも

熊野古道のヒノキの間伐材には「おじいちゃん、天国でゆっくりしてね」などのメッセージも

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 日帰り温泉施設「前橋荻窪温泉あいのやまの湯」(前橋市荻窪町、TEL 027-264-3030)で9月18日、敬老の日にちなんだイベント「100のありがとう風呂」が始まる。

天然温泉「あいのやまの湯」

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 「100のありがとう風呂」は、世界遺産の熊野古道の尾鷲ヒノキの間伐材を利用した入浴木にメッセージを書き込み、湯船に浮かべるもの。「夢古道の湯」(三重県尾鷲町)で昨年9月の敬老の日に始まり、今回は全国43カ所の温泉施設が参加する。

 あいのやまの湯では今年5月の母の日、6月の父の日に続く3回目の開催となる。入浴木は男女それぞれの露店風呂に99個を用意する。99個の入浴木には事前に公募したメッセージが書かれており、入浴する人がお年寄りに直接伝えるメッセージを加えて「100のありがとう」を完成させる。

 同施設マネジャーの斉藤さんは「高齢者の所在不明問題など、昨今は家族の絆について考えさせられることが多い。ヒノキの香りと温かいメッセージで心まで温まってもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~21時。入館料は、中学生以上=500円、3歳~小学生=300円。今月20日まで。

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