夏休みも残り少なくなった8月27日、鉄道好きの親子40組、80人がJR高崎車両センター(高崎市下和田5)に集まり、ディーゼル機関車「DE101705」、「キハ111205」や、「ムーミン」の愛称で親しまれ、昨年1月に惜しまれつつ引退した「EF55」などを見学した。
このイベントは日本マクドナルド(本社=新宿区)がタカラトミー(同葛飾区)とコラボしたおまけ「プラレール」の導入を記念したもの。7月28日~8月19日にマクドナルド新橋日比谷口店で開催した「ハッピープラレール展」で参加者を募集した。
「10日間という短い期間であったが2,685人の応募があり、鉄道への関心の高さがうかがえた」(日本マクドナルド広報担当者)。
見事、当選した親子らは当日、高崎車両センター高崎支所で伝説の車両を見学後、バスでJR水上駅に向かい「SLみなかみ号」(D51498)とともに記念撮影などを行い、15時20分発の同車両に乗って高崎に戻った。
車両センターは通常、一般の立ち入りを禁止しており、実際の車両を間近で見るチャンスを得た参加者は車輪部分をのぞき込んだり、写真を撮るなど興奮気味の様子だった。