高崎のレストラン「葉山一色亭」(高崎市鍛冶町、TEL 027-323-6178)の490円ランチが人気を集めている。
同店はテナントビルのオーナーの紹介で、神奈川県の葉山町で水揚げされた近海ものの魚介類を仕入れており、高崎で葉山の魚を楽しめる珍しい店。現在は旬を迎えたタイ、アジ、イシモチ、シラスなどがメニューに並ぶ。
話題のランチは、これら近海ものの魚介類を使った「シーフードカレーランチ」と、180グラムの「ハンバーグランチ」。価格はいずれも、ご飯、みそ汁、サラダ、お新香、ホットコーヒーが付いて490円。みそ汁、サラダ、お新香、ホットコーヒーはバイキング方式だ。
「シーフードカレー」は具材のイカ、エビ、アサリなどから出るだしに和風だしを合わせ、辛さを抑えた仕上がりに。ハンバーグは牛と豚の合い挽き肉でふっくら柔らかく仕上げたパテに特製のデミグラスソースをかける。「カレーは子どもでも食べられるくらいの辛さ、ハンバーグは飽きない味を目指した」と店主の江川春香さん。
ランチの利用は1日平均約60食。490円ランチのほか、「焼き魚定食」(650円。1日限定10食)、「湘南シラス丼セット」(750円、同5食)、「鎌倉丼」(950円、同5食)、「チキンカツ定食」(650円)、「海鮮丼」(980円)などがあるが、490円ランチの注文が最も多い。
利用客はサラリーマンや主婦、OLなどで、「男性の方がやや多い」。江川さんは「リピーターも多いが、もっと増やしたい。ランチで近海ものの魚介類のおいしさを知ってもらい、夜の来店につなげたい」とランチ効果に期待を寄せる。
夜は「アジの刺身」(380円)、「タイの刺身」(700円)、「金目のあら煮」(500円)など10種類以上の魚介類を含む60種類以上のメニューを提供する。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~23時。日曜定休。