猛暑の高崎、デカ盛りかき氷の「日本一」売り上げウナギ上り

高崎前橋はかき氷も「デカ盛り」。写真は「ふわふわ」に天然果汁入りイチゴシロップをかけたもの

高崎前橋はかき氷も「デカ盛り」。写真は「ふわふわ」に天然果汁入りイチゴシロップをかけたもの

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 館林、伊勢崎、前橋よりやや気温が低いためにニュースに地名が出ない高崎だが、日本一とはいかないものの8月17日も猛暑日となり、かき氷で知られる「日本一」(高崎市本町3、TEL 027-322-3029)にはかき氷を求める人が詰めかけた。

高崎東高校女子ハンドボール部の女子高生

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 同店は23年前から価格据え置きの100円かき氷が有名で、幼少時代を本町周辺で過ごした人の多くはお世話になったことのある思い出の味だ。

 フレーバーはイチゴやメロンなどの定番からマンゴープリン、北海道メロン、バナナアイスミルクなどのオリジナルまで40種類を超える。

 氷と削り方は、キューブ氷をキューブスライサーで削る「ガリガリ」と、ブロック氷をブロックアイススライサーで削る「ふわふわ」の2種類がある。小・中学生に人気があるのは「ガリガリ」に無果汁のシロップをかけた100円氷や「ガリガリ」と「ふわふわ」の相盛り300円だが、高校生ともなると「ふわふわ」に天然果汁入りシロップをかけた400円のかき氷と、ちょっとぜいたくになる。

 かき氷は7月19日の「海の日」前後から売れ始め、「8月7日、8日に開催された高崎まつりの日には1日に600~700個売れた。その後も暑い日が続いているため、売り上げは前年の150%になっている」(店主の小谷野さん)。

 部活動帰りに週2~3回は利用しているという、群馬県立高崎東高校女子ハンドボール部の槙野さんと岡田さんは「こんなに暑い日はかき氷でも食べないとやってられない。日本一は友達が教えてくれた。夏は氷が一番」と、「ふわふわ」を注文した。

 週間天気予報によると高崎は18日から幾分暑さが和らぎ、30度近辺の日が多くなるようだ。

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