「前橋七夕まつり」が始まった7月8日、平日にもかかわらず中央通り商店街には多くの人出があり、大きな七夕飾りを見上げる浴衣姿の子どもの姿も見られた。
前橋七夕まつりは1951(昭和26)年から続く伝統のまつりで、最盛期のような大掛かりの飾りは見られなくなったが、各商店や商店街のおかみさんで構成する「まゆの会」などが趣向を凝らした手作りの飾りで盛り上げている。
手作りの飾りを対象にしたコンテストで毎年高い評価を得ている「まゆの会」の今年の飾りは、ブルーを基調に涼しげな雰囲気に仕上っている。
目を引いた飾りは、「八百駒」(前橋市千代田2)のサムライブルーのユニホームに身を包んだぐんまちゃんで、風を切って走る姿が上手に表現されている。
10日・11日には「浴衣で飾り見学ツアー」「浴衣ファッションショー」などさまざまなイベントが開催される予定で、浴衣をきれいに着こなしたい人のために、糸のまち着物愛好会、なでしこクラブのメンバーが無料着付けサービスも行う。着付けサービスの会場は元気プラザ21(本2)で、時間は両日とも10時~16時。希望者は着付けに必要なもの一式を持参する。
まつりにはなるべく多くの人に参加してほしいというのは心情。多くの人が集まると、ゴミの持ち帰りを呼びかけても、なかなか「ゴミゼロ」にするのは難しい。
そのため前橋市では、10日・11日の朝(7時~8時)実施するゴミ拾いのボランティアを募集している。事前の申し込みの必要はなく、7時に前橋中央駐車場(千代田2)に集合する。車は同駐車場に駐車できる。雨天決行。