広瀬川河畔や敷島公園など前橋市街地のサクラが見頃を迎え、赤城山頂に向かってサクラ前線が北上している。
4月6日の前橋は気温が20度を超え、サクラの開花も一気に進んだ。現在、大胡ぐりーんふらわー牧場は一分咲き、赤城南面千本桜も6日に開花宣言が出された。
前橋での花見は咲き始めの広瀬川や敷島公園、少し遅れて前橋公園、その後は赤城山南ろくの大胡ぐりーんふらわー牧場、ぐんまフラワーパーク、そして圧巻の千本桜と何度も楽しめるのが特徴。
前橋市は9日~12日の4日間限定で、JR前橋駅南口、上毛電気鉄道大胡駅発着の周遊バス「さくら号」を運行する。
前橋駅から約55分の停留所「遊歩道入口」(赤城高原牧場クローネンベルクドイツ村駐車場内)で下車。遊歩道を400メートルほど歩くと千本桜の中腹に出られる。この遊歩道は南面道路を歩いて千本桜に向かうより距離が短いだけでなく、菜の花畑や芝桜などを鑑賞できる。
さくら号の乗車券は、前橋駅南口発=1,500円(4歳未満は1,000円)、大胡駅発=1,000円(同500円)でクローネンベルクドイツ村、ぐんまフラワーパークの入場料を含んでいるため、赤城南面千本桜見物前後、両施設に立ち寄ることもできる。