プレスリリース

10月11日・12日に群馬・水上温泉街の恒例イベントを開催「廃墟再生マルシェ」から「ミナカミ・ミライ・マルシェ」へ進化

リリース発行企業:株式会社オープンハウスグループ

情報提供:

株式会社オープンハウスグループ(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 荒井正昭、以下「当社」)は、2021年9月に群馬県みなかみ町、群馬銀行、東京大学大学院工学系研究科(以下「東京大学」)と締結した「産官学金包括連携協定」に基づき進めております「水上温泉街再生プロジェクト」の一環として、2025年10月11日(土)・12日(日)に、水上駅から道の駅水紀行館までの温泉街全体を巡るマルシェとして「ミナカミ・ミライ・マルシェ-水上温泉 廃墟再生ストーリーズ2025-」をみなかみ町、群馬銀行、東京大学と共催いたしますので、お知らせいたします。
本イベントは利根川源流のまち、水上温泉街の再生に向けた社会実験として、2022年から開催してきた「廃墟再生マルシェ」を進化させたイベントです。4回目となる今回は、これまでの「見捨てられかけていた建物の魅力の掘り起こし」を温泉街全体に広げ、温泉街の未来ヘ向けてより多くの住民の方々が参加します。会場を昨年の4か所から10か所に増やし、温泉街再生の拠点として建物の減築・再生工事が進む「旧一葉亭」の本屋建物部分が初めて会場となります。また、初めての取り組みとして、「旧一葉亭」の内部見学ツアーと、水上駅から道の駅水紀行館までの温泉街全体にわたるマルシェ群をゆったりと巡れる「スローモビリティ」を運行いたします。



今年のテーマは「駅から駅まで」をつなぐ「10の小さなマルシェ群」です。「旧一葉亭正面玄関」、「Walk On Water(水上駅付近のかつての書店を再生したブックカフェ)」、「MIDORI SOW(道の駅水紀行館付近のかつてのアパートを再生した複合施設)」、「旧ひがき寮(閉館した温泉旅館「一葉亭」の元従業員寮)」など、JR水上駅から道の駅水紀行館までのおよそ1.5kmのエリア内10会場のマルシェ群において、みなかみ町内外から過去最大の50店舗以上が出店を予定し、みなかみの飲食・体験・ものづくりを、そして温泉街の多様な表情の空間を様々なめぐり方で楽しんでいただくことを目指します。
「旧ひがき寮」では今年5月の初開催から3回目となる「おためしオープンアトリエ#3」を開催し、創り手らが作品を展示、販売などいたします。そのほか、会場各所では、水上温泉街再生プロジェクトの歩みに関する展示が行われるほか、「旧蒼海ホテル/湯原橋周辺」では当社の群馬県内での地域共創の取り組みを紹介するブースも設置されます。

「廃墟再生マルシェ」から「ミナカミ・ミライ・マルシェ」へ、地域全体でつくる新たなマルシェ
「廃墟再生マルシェ」は、利根川源流のまち、水上温泉街で2022年にスタートした、見捨てられかけていた建物の魅力を掘り起こしながら開催されるイベントで今回で4回目の開催となります。
実際にまちなかにある空間の暫定活用実験を行うことで、温泉街のこれからを問いかけ、共に考える、ひらかれた場づくりとして東大院生らが提案し、過去3回実施。見捨てられかけていた建物に焦点を当て、まちのなかに隠れていた、魅力あふれる場所を見つけ出し、地元の方々とともに最小限の手直しを加えながら、個性的で味わいある雰囲気を楽しんでもらう会場づくりを行ってきました。

※過去のイベントの様子







1回目は2022年10月、温泉街の最奥に残っていた「旧ひがき寮」を会場に約1,300人が来場。2回目となる2023年10月は温泉街の真ん中で利根川に面する「旧一葉亭エネルギーセンター」、「旧ひがき寮」を会場とし、2日間で約3,000人が訪れました。「水上温泉街再生プロジェクト」が進行した2024年度は、次なる回遊拠点となる「ヒロバ」づくりに向けたファーストステップとして開催され、「こうえん」「はしづめ」「まちかど」「うらろじ」と名付けられた4つの会場を、2日間で約4,500人が楽しみました。今年は名称を新たに、「ミナカミ・ミライ・マルシェ」に進化し、マルシェ当日は、「駅から駅まで」をつなぐ「10の小さなマルシェ群」において、これから再生していく廃墟から、味わいを残しながら生まれ変わった建物まで、多様な表情を持つ空間が会場になります。それぞれ固有の廃墟再生のストーリーがあり、その空間にあったコンセプトでマルシェ会場を演出。みなかみ町へ移住された方やUターンされた方、直近あるいはこれからオープンされる店舗など、参加者が参加者を呼んでいただく形で今まで以上に広がりが生まれ、過去最大の50店舗以上が出店を予定しています。

廃墟再生の現場「旧一葉亭」の内部見学ツアーを初開催
今回のマルシェでは、温泉街再生の拠点として建物の減築・再生工事が進む「旧一葉亭」の内部を見学できるツアーを初めて開催します。通常は立ち入りが厳しく制限されている廃墟内部を、ガイド付きで安全に見学できる貴重な機会であり、水上温泉街再生プロジェクトの最新の状況を直接感じていただくことができます。
※ 原則、事前申込制となります。
※ 安全のため、ツアー参加にはヘルメットの着用や誓約書への署名が必要です。
※ ツアー以外で内部に入ることは不法侵入となり厳禁です。
詳細:https://www.minakami-haikyo-saisei.com/post/ichiyotei-tour-2025









「駅から駅まで」ゆったり楽しむスローモビリティ社会実験
今回のマルシェは若干高低差もありながらJR水上駅から道の駅までの1.5kmの道のりを、外の風景をゆったりとした速度で楽しみながら、移動そのものを楽しんでいただく「スローモビリティ社会実験」も初めて実施いたします。電気バスやシェアバイクなど、環境に優しい移動手段で、水上温泉街の風景や廃墟再生のスポットを巡る、新しい体験を提供いたします。
※写真:みなかみ町と群馬大学の共同研究として運行予定の電気バスeCOM10






「ミナカミ・ミライ・マルシェ-水上温泉 廃墟再生ストーリーズ2025-」開催概要
日時: 2025年10月11日(土)・12日(日)10:30~19:30
場所: 水上温泉街(群馬県みなかみ町湯原地区周辺)
会場: 10カ所(「Walk On Water」「旧蒼海ホテル/湯原橋周辺」「ジュラク旧ランドリー工場」「旧ひがき寮」「旧一葉亭正面玄関」「matatabi横」「OCTONE Brewing」「ほとり ゲストハウス&コワーキング」「MIDORI SOW」「道の駅水紀行館」)
主催:ミナカミ・ミライ・マルシェ実行委員会
共催:みなかみ町 / 株式会社群馬銀行 / 株式会社オープンハウスグループ / 東京大学大学院都市デザイン研究室
協力:湯原区、みなかみ町観光協会、道の駅水紀行館、みなかみホテルジュラク、群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター、群馬トヨタ自動車株式会社、株式会社Staple、株式会社再生建築研究所
公式WEBサイト:https://www.minakami-haikyo-saisei.com/ 
Instagram:@haisai_minakami 
来場料: 無料
その他: 小雨決行、荒天時中止





本イベントのお問合せ先?東京大学大学院都市デザイン研究室
MAIL?minakami@ud.t.u-tokyo.ac.jp

かつての書店を再生したブックカフェ、Walk On Water会場

かつてのアパートを再生した複合施設、MIDORI SOW会場

利根川源流地域の観光を支えてきた水上温泉街

水上温泉街再生プロジェクトについて
高度成長期からバブル期にかけて「関東の奥座敷」として隆盛した水上温泉は、個人旅行へとニーズが移行して以降、大型施設の宿泊客が大幅に減少。ホテル・旅館の廃墟化が問題となっていました。
このような背景のもと、当社、みなかみ町、群馬銀行、東京大学大学院工学系研究科は、2021年9月に締結した「産官学金包括連携協定」に基づき、温泉街の中心部に位置する、廃業した大規模旅館「旧一葉亭」再生を中心として、温泉街を再び活性化させるプロジェクト(※1)を4者連携で進めています。
このプロジェクトの最大の特徴は、従来の「スクラップ&ビルド」ではなく、「減築&再生」という新しいアプローチです。既存建物を取り壊さずに活かすことで、廃棄物および建設時のCO2排出量の削減が可能となります。産官学金で連携し、地域の課題を解決すると同時に、環境負荷を低減する次世代型の再生モデルを創り上げることで、みなかみ町の景観的・経済的活性化に貢献してまいります。
※1:みなかみ町は、温泉街再生の拠点となる「旧一葉亭」の対象施設を宿泊や飲食等の観光施設として活用する事業者を選定する公募を行いました。2028年以降に、旧一葉亭をリニューアルした上での運営を開始することを目指しています。当社グループはみなかみ町へ、2022年と2023年に、企業版ふるさと納税として計3億8千万円の寄附を行いました。この寄附は、「水上温泉街再生プロジェクト」など、みなかみ町が進める、町への新たな人の流れを生む取組に活用されています。

おためしオープンアトリエについて
閉館した温泉旅館「一葉亭」の元従業員寮である「旧ひがき寮」の再活用の可能性を探るため、水上温泉街再生プロジェクトの一環として、生まれ変わらせようとしています。まるで南欧の裏路地のような、独特な建ち方と佇まいが印象的な「旧ひがき寮」の活用方法を、東大生や地元の方々とも連携をさせていただき、アトリエとして文化的な活動拠点とするべく、約1年前の2024年6月より「旧ひがき寮まるごとアトリエプロジェクト」が始動。アート・ものづくり・クラフト・アップサイクルなどをテーマにした温泉街の新しい拠点づくりを目指して「おためしオープンアトリエ」としてイベントを実施。2025年5月、7月にイベントを開催し、今回で3回目となります。
本取組では、温泉街再生という日本諸所に共通する社会課題解決にむけ、現存する地域資源の有効利活用を模索しつつ、地域コミュニティ及びクリエイターコミュニティの相互作用による持続可能な地域の発展に向けたゴールとして、
・環境的な持続可能:自然に寄り添うものづくり
・経済的な持続可能:アーティストやクリエイターが活動を続けられるような、資金調達や運営の仕組みを作ること
・社会的な持続可能:異なるバックグラウンドを持つ人々が協力できる場を作ること
を目指しています。
関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000756.000024241.html





株式会社オープンハウスグループの地域共創事業について
オープンハウスグループは、次世代に豊かな日本を残すため、日本の抱える社会課題、「人口減少・少子高齢化」、「都市への人口集中・地方の衰退」、「社会資本の老朽化」、「長期的な経済の低迷」、「低い労働生産性」等の解決策の1つとして、「地域共創」を掲げ、様々なステークホルダーと手を取り合って、持続可能な社会の実現を目指します。まち・ひと・しごとの循環があり、資金が集まり、家が売れる都心と比較し、地方はその循環が弱まっています。オープンハウスグループは、地域課題を解決し、循環を取り戻すことが、日本の課題解決に必要だと考えます。まちを作り、ひとの流れを作り、しごとを生む。そんなまちづくりを日本中へ広げ、日本中に、好立地を、ぞくぞくと生み出し、地域共創を通して、やる気のある人が活躍する持続可能な社会の実現を目指します。
現在の主な取組:OPEN HOUSE ARENA OTA・みなかみまちづくりプロジェクト(水上温泉街再生・廃墟再生マルシェ・みなかみほうだいぎスキー/キャンプ場)・桐生南高校跡地活用プロジェクト・群馬クレインサンダーズ・オープンハウスの森プロジェクト
地域共創プロジェクト:https://kyoso.openhouse-group.co.jp/

株式会社オープンハウスグループについて
株式会社オープンハウス及び関係各社は、2022年1月より、株式会社オープンハウスグループを純粋持株会社とする持株会社体制に移行いたしました。グループの事業は、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業を中心に、住まいや暮らしに関連する各種サービスを展開し、地域につきましても、創業の首都圏に加え、名古屋圏、関西圏、福岡圏へと拡大、更に近年は、地域共創のための活動や、環境保全活動にも力をいれています。1997年の創業以来の主要事業である戸建事業では、土地の仕入から、建築、販売まで製販一体の体制を整え、便利な立地かつ手の届きやすい価格の住まいを提供しております。共働き世帯の増加により求められる職住近接した立地、多様化する働き方の中で新しいニーズに応える企画等、グループならではの連携をとった取組を進めてまいりました。これからも、当社グループは、より多くのお客様に選んでいただける住まいのご提供に努めてまいります。
株式会社オープンハウスグループ Web サイト URL:https://openhouse-group.co.jp/
株式会社オープンハウス Web サイト URL:https://oh.openhouse-group.com/

企業概要
 商号 株式会社オープンハウスグループ
 本社所在地 〒100-7020 東京都千代田区丸の内 2-7-2 JPタワー20階(総合受付)・21階
 創業 1997年 9月
 代表者 代表取締役社長  荒井 正昭
 資本金 201億7,327万円
 従業員数(連結)5,990名(2025年3月末時点)

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