
農業×新技術を推進するコミュニティ「Metagri研究所」(運営:株式会社農情人、本社:千葉県船橋市、代表取締役:甲斐雄一郎)は、日本の農業が直面する課題に対し、生成AIを活用して解決策を共創する新プロジェクト「農業AI課題解決プロジェクト2025」を始動したことをお知らせします。本プロジェクトでは、農家から応募された現場の課題に対し、当研究所が選定の上、解決策となるプロトタイプを《開発費無料》で制作し、応募者に《初期費用無料》で提供します。
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日本の農業は、世界に誇る品質と技術を持ちながらも、深刻な課題に直面しています。基幹的農業従事者の平均年齢は69.2歳、実に79.9%が65歳以上(※1)という「超高齢化」は、次世代への技術継承と持続可能な食料生産体制を脅かしています。

高齢化が進む日本の農業界
一方で、生成AIの活用は世界的に進む中、日本の利用率は9.1%と、中国(56.3%)や米国(46.3%)に大きく後れを取っています(※2)。特に農業分野では、「使い方がわからない」というデジタル技術への心理的な壁(デジタルデバイド)が根強く、AIが持つ生産性向上の可能性を十分に活かしきれていません。
(※1)出典:農林水産省 農業構造動態調査結果(令和6年)
(※2)出典:総務省 情報通信白書(令和5年)
これまでも私たちは、生成AIを活用し、農家の皆様が抱える多様な課題解決を支援してきました。
<具体的な取り組み>
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【顧客対応の自動化】多忙な農家のレビュー返信業務に対し、農家の人柄や口調を学習し、温かみのある返信文案をAIが提案するツールを提供。現場での活用により作業時間の大幅な削減を実現しています。
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【消費行動のゲーミフィケーションとデータ活用】消費者が購入した農産物を撮影すると、AIがオリジナルモンスターを生成する食育ゲームを提供。消費者は楽しみながら農産物への理解を深め、生産者はこれまで見えなかったリアルな購買データを収集・分析できる、プラットフォームの原型が生まれました。
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【最新情報の自動収集と配信】農業界のトレンドや最新技術(生成AIやweb3等)に関するニュースを定期的に自動収集し、AIが重要度をスコアリングして、要約を配信する情報収集ツールを提供。結果、農家は自身の経営に直結する重要な情報だけを効率的に得られます。
これらは、生成AIを駆使すれば、従来は情報収集の専門部署や高額なツールが必要だった業務でさえ、驚くほど低コストかつ短期間で自動化・効率化できることを示す、ほんの一例です。
この製作事例を元に、「あらゆる農業課題はAIで解決できる」と確信し、その可能性を日本全国の農家の皆様に届けるべく、本プロジェクトを始動しました。
本プロジェクトは、現場で課題を感じている農家・農業関係者自身が主役です。
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Metagri研究所は、キーワード「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティです。2022年3月より活動をスタートし、2025年9月現在では1,200名以上が参加しています。失敗を恐れずに、新たな社会実験に取り組む姿勢を大切にしたいという意味を込めて「研究所」としています。
農業に生成AIやweb3、メタバースを掛け合わせた取り組みに興味のある方はコミュニティにご参加ください。
Metagri研究所
公式サイト:
https://metagri-labo.com/
イベントセミナー:
https://metagrilabo.peatix.com/
公式SNS(X):
https://x.com/metagrilabo/
公式SNS(Instagram):
https://www.instagram.com/metagrilabo/
公式Line:
https://page.line.me/918tbanl

株式会社農情人代表 : 甲斐 雄一郎
提供サービス(一部):
・農業マーケティング支援
・農業×ブロックチェーンの企画開発
・メタバースコンサルティング
・書籍出版
URL :
https://noujoujin.com/
mail : info@noujoujin.com