プレスリリース

【バトンズあとつぎ公募】群馬県利根郡みなかみ町「農園民宿かかし」があとつぎ募集中!

リリース発行企業:株式会社バトンズ

情報提供:

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を運営する株式会社バトンズ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:神瀬 悠一、以下バトンズ)は、群馬県利根郡みなかみ町「農園民宿かかし」があとつぎ公募を開始することをお知らせします。



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群馬県利根郡みなかみ町「農園民宿かかし」のストーリー
「農園民宿かかし」は、有機農法で育てたお野菜とアルカリ鉱泉のお風呂を楽しめるお宿。1988年に村田さんご夫妻が開業されました。開業前はプログラマーとして東京都内で働いていた村田さん。当時は高度経済成長期で、巨大なコンピューターを使いパンチカードに穴を開けて情報を記録していました。夜中の作業や休日出勤が多く、食事もインスタント食品ばかりの生活が続きます。「このままでいいのか」と自問自答する日々を過ごしていた村田さんが出会ったのは農業でした。
3年間勤めた会社を退職された後は茨城県旧八郷町にある共同農場で生活を始めます。有機農業は農薬を使わないということだけでなく、作る人と食べる人の有機的なつながりであるという本質に触れた村田さんは、東京に戻り高齢者施設の厨房で働きながら調理師免許を取得。その後に共同農場時代の友人からの紹介で援農(農家の繁忙期に農作業を手伝うこと)に訪れたのがみなかみ町でした。温泉場で観光客もよく出入りしていたエリアだったみなかみ町はとても懐の深い町。外部からの移住者を受け入れる土壌がその頃から整っていました。みなかみ町に魅力を感じた村田さんは知り合いに空き家を探してもらい東京からの移住に踏み切ります。
移住から2年ほど、昼間は畑仕事をして夕方から夜中まではホテルで働くという日々を送りました。そんな中、近くに鉱泉が湧く場所があるという話を耳にします。実際に見に行ってみると水温も年間を通して15~16℃と安定しており、アトピーなどの皮膚のトラブルにやさしい水質。この鉱泉水を沸かしてお風呂にし、自分が畑で作って料理をした野菜を食べてもらうような農園民宿を開く。これが自分のやりたかったことだと確信を持った村田さんは新たに土地を借りて一軒家を建て、当時交際していた奥様と一緒に「農園民宿かかし」を開業されました。

鉱泉水のお風呂
「農園民宿かかし」は、辛抱強く畑を守っていく「かかし」に自らを準えて名付けました。また、さだまさしの「案山子」という曲がお好きだったことにも由来しています。正式な屋号は「民宿かかし」として登録されていますが宿泊客に提供するサービスのイメージを持ってもらいやすいように「農園」を付けて「農園民宿かかし」として営業しています。



開業当初は、宿泊客以外にもランチや宴会料理を提供していました。地元の養蚕の組合や選挙関連の会合、地域の忘年会や新年会の場所として活用してもらっていたこともありましたが、地元のお客さんに求められるのは刺身や海老の天ぷら、茶わん蒸しなどの日常的に家庭料理では味わうことが少ないメニュー。村田さんが初めに提供していきたかった野菜中心のメニューはあまり好まれませんでした。しかし、遠方から宿泊を兼ねて訪れるお客さんには季節の野菜を中心にした料理が大人気。開業当初に支えてくださった地元のお客さんたちには心からの感謝の気持ちを持たれつつ、ご自身の大切にされたかったコンセプトを貫いていきたいとお考えになり、現在では宿泊のお客さんのみを受け入れています。
奥様オリジナルのレシピで淹れたハーブティーや3日以上発酵させた酵素玄米、丹精込めて育てた有機栽培の野菜を使って、四季折々の季節に合わせた料理を提供しており、冬は無農薬で育てたこんにゃく芋を使って創作した「凍みこんにゃくの唐揚げ」などの「農園民宿かかし」でしか味わうことのできないメニューも人気を博しています。



「なすび」のお部屋



「お客さんは新鮮な野菜が甘くて美味しいと言ってくださいます。普段お野菜を好んで召し上がらない方にも喜んでいただけることが多いですね。一般的に、野菜は肉や魚の添え物というイメージが強いですが、かかしでは野菜をメイン料理として提供しています。それを求めて来てくださるお客さんもいるので、このスタイルをそのまま引き継いでもらえるとリピーターの方も通い続けてくれると思いますね。」



東京からのお客さんが一番多く、次いで埼玉・神奈川・千葉など、首都圏から多くお越しいただいています。一昨年の冬にワープシティという移住サイトに取材記事が取り上げられ、それを見てきてくださるお客さんもいます。また、宿泊予約サイトはじゃらんを使用しています。予約の半分はインターネットから、残りは電話で入ります。リピーターの方は電話予約が多く、インターネットからの予約は新規のお客さんがほとんどです。予約方法で料金設定は変えておらず、客室は4部屋で建物の2階部分にあり、10畳が2部屋と6畳が2部屋。食事は1階の食堂で全部屋のお客さんにまとめて提供しています。
また、「農園民宿かかし」ではみなかみ町体験旅行のお客さんも受け入れており、食育や農業体験などを提供しています。一般の宿泊客からも農業体験がしたいと相談を受けることはありますが、人手不足のため本格的な体験は提供していません。宿泊客の中にお子さんがいた場合には簡易な野菜の収穫体験だけを提供しています。





みなかみ町で多くの人に愛される民宿を長年経営してこられた村田さんですが、昨年の秋に娘さんが嫁がれたことをきっかけに、あとつぎ探しに本腰を入れることを決められました。有機農業をしながらの宿泊施設運営にご興味をお持ちの方は是非とも「農園民宿かかし」の引継ぎをご検討ください。
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群馬県利根郡みなかみ町「農園民宿かかし」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/63907
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
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あとつぎの募集要件
・地域の人たちと仲良くできて明るく振る舞える人
地域柄、周辺住民同士で支え合っていく必要がある場所のため、ご近所付き合いが大切になります。昔はお葬式などを近所の方々でお手伝いに行くような文化を持っていました。現在はお付き合いの仕方も変わってきてはいますが、地域の皆様と生きていく、という考え方は大事にしてください。地域のコミュニティに馴染める臨機応変さが必要になります。可能であれば30~40代の方に引き継いでいただけると体力的に余裕を持って長く運営していただけると思います。
・施設の使い道が多様なので個人でも法人でも引継ぎ可能
村田さんがお元気な間は、民宿の営業を支援してもらうことができます。「農園民宿かかし」で提供していた食事のレシピを引き継ぐことも可能です。また、これまでの趣向とは少し変更して有機野菜を使ったフレンチ料理を提供するような宿にしたり、建物の裏手にある納屋を炊事場に改築してバーベキューが提供できるようにしたりと、工夫次第で様々なサービスが提供できる余地があります。五右衛門風呂も屋外にあるので、お客さんが自らお風呂を沸かして入るという体験を都会の方向けに企画することもできます。自然豊かな土地ですので、会社の保養所として買収いただくこともおすすめします。個人で民宿を始めたい方でも、会社の保養所として買収されたい場合でも交渉は可能なのでお問合せください。
M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」について
「誰でも、どこでも、簡単に、自由に、M&Aができる社会を実現する」ことをビジョンに掲げ、あらゆる会社/事業のバトンタッチを実現しています。M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」は、専門家サポートとDXを組み合わせた最先端のM&A支援サービスの提供により、累計成約件数・総登録案件数・成約件数において業界シェアNo.1※のM&A・事業承継支援プラットフォームです。
※M&Aプラットフォーム市場における累計成約件数・総登録案件数・成約件数2021~ 2023年度(見込値を含む) No.1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所 2023年発刊「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2023年版】」 (mic-r.co.jp)
会社概要
会社名 : 株式会社バトンズ
所在地 : 東京都中央区築地3-12-5
設立 : 2018年4月
資本金:1億円
代表取締役CEO: 神瀬 悠一
事業内容 :インターネットを利用したM&Aマッチング/経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理/M&Aに関する各種教育
会社HP:https://batonz.jp/company
M&A事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」:https://batonz.jp/

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