プレスリリース

海ノ民話のまち 群馬県嬬恋村の海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」が完成!学習会を開催しました

リリース発行企業:海と日本プロジェクト広報事務局

情報提供:

一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2025年3月22日(土)、群馬県嬬恋村にて嬬恋村を舞台に制作したアニメ「鎌原観音堂石段のものがたり」の学習会を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。



<鎌原観音堂石段のものがたり>
群馬県嬬恋村の海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」や嬬恋村にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。

https://uminominwa.jp/animation/73/

海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」のYouTube

https://www.youtube.com/watch?v=94OjF-grfP4

当日レポート
アニメの舞台となった「鎌原観音堂」は、天明三年の浅間山の大噴火の際に、地元の人たちの命を救った場所であり、その災害から現在まで残っている場所でもあります。その災害で鎌原村が壊滅しその後どうやって復興していったのか、地域の皆様に知っていただくため、今回完成したアニメと共に地域の歴史について学ぶ機会になればと思い、企画しました。
学習会に入る前に、まずは完成したアニメ『鎌原観音堂石段のものがたり』を皆様に見ていただきました。
その後、嬬恋郷土資料館の館長である関俊明さんに、ジオラマを使って土石流がどう流れて行ったのかについてお話を聞きました。



次に、資料館から徒歩3分ほどの所にある「鎌原観音堂」へ移動しました。災害前には50段あった石段が、
現在は15段が地上部分に残っていることや、1979年の発掘調査で埋没した石段から女性2名の遺体が発見されたことなどについて、関さんから説明を受けました。
子供たちも、鎌原観音堂の石段が災害当時はもっと長かったことを知ると驚いていました。
資料館に戻った後、今日学んだことを踏まえてもう一度アニメ『鎌原観音堂石段のものがたり』を上映。
実際に鎌原観音堂を見て、地域の歴史について学んだからこそ、最初に見た時とアニメの見え方が変わったのではないかと思います。
子供から大人まで多くの方にご参加いただき、今回完成したアニメと共に自分たちが住んでいる地域の歴史について学べる良い機会になったのではないかと思います。



参加者の声 
・鎌原観音堂には初めて来ましたが、詳しい説明が聞けて、よい勉強になりました。
・むずかしい話だったけれど、浅間山について知ることができてよかった。
・何となく知ってはいた話ですが、改めて深く知ることができて良かったです。
 また来てみたいと思いました。とてもわかりやすく説明してくれて、楽しかったです。
・大変素晴らしいアニメでした。色々な村のPRに使えたら良いと思いました。

<イベント概要>


<団体概要>
団体名称:一般社団法人日本昔ばなし協会
URL:https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/







海ノ民話のまちプロジェクト
「海ノ民話のまちプロジェクト」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施するもので、「海との関わり」と「地域の学び」を、子どもたちに伝え語り継ぐことを目的としたプロジェクト。
日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションにして、次の世代を担う子どもたちへ、そして、さらに未来へと語り継いでいきます。
公式サイト  https://uminominwa.jp/
公式Youtube https://www.youtube.com/channel/UCi0_5K6G1yYKYgBL9AFjeGQ
X(旧Twitter)https://twitter.com/uminominwa






日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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