海外のアンティーク絵本の販売を手がける「Curio Books(キュリオブックス)」(高崎市並榎町、TEL 027-363-2349)は12月1日より、ブックマンズアカデミー高崎店(飯塚町「ウニクス高崎」内)で「世界のアンティーク絵本展」を開催する。
展示するのは、現代につながる絵本文化が発祥した20世紀初頭から1960年代までに刷られた約100冊。ディズニーのアニメーションを数多く手がけたことで知られるイラストレーター、メアリー・ブレアの「BIL KIKI THUIS」(1949年)、ハンガリーを代表する人気絵本作家、レイク・カーロイの「A Harom nyul」(1983年)などで、世界的に注目を集める絵本も多い。
こうした古い時代の絵本は現在のような質のいい用紙ではなく、ざっくりとした目の荒い用紙が使われ、ボテッとしたインクで刷られているのが特長。キュリオブックス代表の渡木さんは「古い絵本には現代の印刷では出せない雰囲気があり、独特のインクのにおいも魅力の一つ。原画を見るかのようなアンティーク絵本の世界を楽しんでもらえたら」と話している。
価格は1冊3,000円前後~2万円代。
開催時間は9時~23時。