「キャベツ」のレギュレーション変更に「イナバウワー」-15個超えも

キャベツの抱え取り、新技「イナバウワー」

キャベツの抱え取り、新技「イナバウワー」

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 JAグループ群馬が10月17日、JAビル(前橋市亀里町)で開催した「キャベツの抱え取り」に151人が参加し、レギュレーション変更にも関わらず20個近いキャベツを抱え込む人も出た。

新井さんはずっと「イナバウワー」

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 開始を待つファイターから「今年のキャベツは大きいなあ」という声。それもそのはず、昨年はM玉だったが今年用意されたのはL玉。追い打ちをかけるようにJAの担当者からレギュレーションの変更が告げられた。

 「今年は積み増しをしません。自分で抱え込んだ分だけ持ち帰ってもらいます。キャベツを落とした時点でゲームオーバー」(JA担当者)、昨年までは自分の手でキャベツをつかめなくなった後、JAの担当者が積んでくれた。

 そのため昨年は20個超えも出たが、10個しか取れなかったという新井さん(女性、亀里町)は「リベンジに来た。20個を目指す」とレギュレーション変更にも気後れはない。

 新井さんは左手で持ったキャベツの上に、左半身に添わせてキャベツを積み始めた。首までで8個、「重い、重い」と繰り返しながらも右上腕で1玉はさんだ後、右半身に乗せるようにキャベツを並べるように抱え続ける。

 新井さんは抱えることができなくなると、荒川静香さんを彷彿とさせる「イナバウワー」のように曲げた身体でキャベツを支え、15個をゲット。

 レギュレーションの変更により身長や腕の長さ、腕力とキャベツの数は必ずしも比例しなくなり、萩原さん(女性、榛東村)は新井さんには及ばなかったが14個をゲットした。

 箱に入れたキャベツを「重くて持ち上がらない」という萩原さんに、「さっき抱えてたでしょう」(JA担当者)とツッコミもわすれなかった。

 キャベツの抱え取りは18日、15時まで。

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