昨年は犬100%、猫60%の決定率-前橋・動物愛護フェスで譲渡会

昨年の譲渡会の模様。子犬はすべて新しい飼い主がみつかった

昨年の譲渡会の模様。子犬はすべて新しい飼い主がみつかった

  • 0

  •  

 動物愛護週間(9月20日~26日)の初日、群馬県が実施する動物愛護事業の一環で「群馬県立敷島公園」(前橋市敷島町)内の松林に、子猫や子犬の飼い主を捜す人と飼いたい人を結ぶ譲渡の場が設けられる。

昨年の譲渡会の「子猫」

[広告]

 対象は生後2~5カ月齢の健康な子犬、同2~3カ月齢の健康な子猫で、受け付けを済ませた後の健康状態のチェックを行う。健康状態によっては譲渡の対象にならない場合もある。

 子犬や子猫を飼いたい人は、飼い方の講習会に参加して講習を受け、譲渡が決まった場合には「譲渡を受けた動物を最後まで飼育する」契約を結び引き取る。

 群馬県の担当者は「新たな飼い主が決まらなかった場合は家に連れて帰ってもらう。譲渡を受けた動物は最後まで面倒をみることはもちろん、無計画な繁殖をしないよう注意してほしい」と呼びかけており、同活動に協力する群馬県獣医師会が、譲渡を受けた人に避妊、去勢手術費用の助成券を提供する。

 子犬、子猫の飼い主を捜す人の受け付けは9月20日10時~11時30分。子犬、子猫を譲り受けたい人の受け付けは同日、子犬=10時~11時30分、子猫=10時~12時。

 昨年は子犬15匹、子猫47匹が対象となり、子犬は15匹全部、子猫は27匹が新しい飼い主と一緒に会場を後にした。

後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース