「1票の重さを感じる」選挙-自民に「喝」、民主マニフェスト実現を注視

8月25日、鳩山代表は伊勢崎市で街頭演説会を開催。麻生総裁は告示前、8月12日に約400メートル離れた場所で開催した

8月25日、鳩山代表は伊勢崎市で街頭演説会を開催。麻生総裁は告示前、8月12日に約400メートル離れた場所で開催した

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 保守王国、群馬県にも大きな「風」をもたらした衆議院議員選挙から一夜明けた高崎、前橋の有権者に今回の選挙について聞いてみた。

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 小選挙区では尾身幸次さん(元財務大臣)、笹川尭さん(自民党総務会長)、谷津義男さん(元農水大臣)ら自民党の重鎮が新人を含む民主党に議席を明け渡し、福田康夫前総理は辛くも議席を守った。

 「政治が自分たちの生活から離れてしまい、声が届かない。選挙制度もわかりにくい。自民はだめ、民主は不安だが民主にまかせるしかなかった。複雑な心境だ。メディアで取り上げる情報も偏りがあったりするので、見る側の意識が高くないと翻弄(ほんろう)される。(投票率の高さ、民主圧勝の結果に)多くの人が選挙に参加することが大切。今回の選挙は1票の重さを感じた」(50歳代男性、商店主)。

 「こんなものだろう。群馬5区(小渕優子さんが当選)は自民が強い。民主が政権を取っても半年くらいで『やっぱり自民でないとだめなのかな』ということになるのではないか。若い人ばかりあんなにたくさん当選して大丈夫なのかと不安だ。半年くらいで自民に戻ってほしい」(30代女性、会社員)。

 「誰が当選しようと農家の生活には関係ない。農家のことなど何も知らないし、何の役にも立たない。以前は一緒に苦労した人が国と私たちをつないでくれたが、今は候補者の人となりもわからないし、何をしてくれるのかもわからない」(70歳代女性、農業)。

 「公共事業を重視した自民の景気対策に不満があった。民主がマニフェストに掲げた個人重視の景気対策に期待している。本当にマニフェスト通りにきちんとやってくれるのか見守る。今回の選挙は政治に対する関心を深めるきっかけになった」(40歳代男性、派遣社員)。

 「個人的には期待をした結果となった。2大政党になれば、より国民の意見が通るようになる気がする。民主の新人が多数当選しているが、これらの人に期待をしているわけではない。今回の結果を受け自民が本腰を入れて体制を見直し、再度政権を取ってほしい」(40歳代男性、医療関係)。

 ここで紹介し切れなかった回答の多くが、誰に、またどの政党に投票したにしても、今までの選挙のように単なるお祭り騒ぎで終わりではなく、選挙後に強い関心を持っていることが伺えるものだった。

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