前橋にゆかりの作家作品を一堂に-戦後から現在まで

田中恒さん、左「農相(青)」(1965年)、右「12時15分前」(1951年)

田中恒さん、左「農相(青)」(1965年)、右「12時15分前」(1951年)

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 前橋市民文化会館(前橋市南3)で8月12日から、前橋にゆかりのある作家の作品展「紡ぎゆくもの」が開催されている。

武澤久さん、87歳の時の作品「アフガンの夜明け」

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 同展では田中恒さん(前橋市芳町、現三河町生まれ、1927~2009年)、塩原友子さん(同田口町、1921年~)、武澤久さん(群馬県立高等女学校、現群馬県立前橋女子高校勤務、1914年~)の作品、36点を展示している。

 前橋市では前橋にゆかりのある作家の作品を収蔵しており、現在公開中の作品のうち32点がそれにあたる。

 3人の共通点は群馬師範学校、群馬県女子師範学校、東京美術学校(現東京芸術大学)などで美術を学んだ後、前橋市を中心に群馬県の美術教育に寄与したことで知られる。

 同展では3人の個性あふれる作品から、個々の創作への取り組みや時代による画風の変化がみられる。

 開場時間は9時30分~17時30分(15日は19時まで)。観覧無料。

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