グリコの景品になった「キッチンホワイトボード」-前橋物産館で販売へ

フレッシュチェックはタテ37センチ、ヨコ47センチのマグネットシート

フレッシュチェックはタテ37センチ、ヨコ47センチのマグネットシート

  • 0

  •  

 常に400件程度のアイデアを持っているという発明家、鈴木忍さん(前橋市青柳町)が2005年に商品化したキッチンホワイトボード「フレッシュチェック」が、前橋物産館(JR前橋駅駅ナカE.site内、TEL 027-223-1181)で販売されている。

附属の140個のマグネットを見る

[広告]

 フレッシュチェック(販売元=ベルニッチジャパン、TEL 027-231-2413)は6つの基礎食品群やカレンダーを印刷したマグネットシートと、豚肉やトマトなど食材や食品のイラストが印刷されたマグネット140個をセットにした商品で、買い置きの食材や食品の鮮度・在庫管理と栄養チェックを容易にするためのキッチングッズ。

 昨年5月には、グリコ栄養食品(本社=大阪府高槻市)が実施した「親子で食育キャンペーン」の景品に採用された。鈴木さんは「発売から昨年までで120セット(主にインターネット販売)しか出ていなかったため、グリコから話しをもらった時はうれしくて涙が出た」と話す。

 コンビニ弁当を中心に食用品の廃棄問題に注目が集まる中、購入した食材や食品を使い切るのは家庭でできるエコ活動。2005年当時に比べれば今の方がエコに対する意識は格段に高くなっている。

 「フレッシュチェックは使い切れず、冷蔵庫の奥の方で行方不明になる食材や食品を減らし、併せて栄養バランスの管理もできるのが特徴。一家に1枚の必需品」(鈴木さん)と力を込める。

 鈴木さんの本業はプログラマー。本業以上に発明にかける意気込みは強いが、「今まで全く売れないものもあった(笑)。一方、今回のように発売から数年経ってから話題になる商品もある。フレッシュチェックの売り上げを次の商品企画に生かしたい」(同)と話している。

 前橋物産館でのフレッシュチェックの販売価格は3,150円。取り扱いは8月31日まで。営業時間は8時~20時。

  • はてなブックマークに追加
後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース