玉村町で撮影した短編映画-高崎で上映、井筒監督トークショーも

井筒監督は玉村町だけでなく「パッチギ2」を高崎市内の真木病院などを使って撮影した

井筒監督は玉村町だけでなく「パッチギ2」を高崎市内の真木病院などを使って撮影した

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 井筒和幸監督による短編映画「TO THE FUTURE(トゥーザフューチャー)」の上映に合わせ6月14日、「シネマテークたかさき」(高崎市あら町、TEL 027-325-1744)で井筒監督のトークショーが開催される。

「TO THE FUTURE」のワンシーンを見る

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 「TO THE FUTURE」は2007年12月、玉村町立玉村小学校(佐波郡玉村町)で撮影された。

 玉村町には映画館もフイルムコミッションもないが、町民が主催の映画上映会を毎年開催しており、2007年に「パッチギ!」(井筒監督)と「フラガール」(李相日監督)を上映した際に井筒監督を招くことになった。招きに快く応じた井筒監督は玉村町について「合併せずに小さくても自立して頑張っている町」と話し、上映会に関わる町民との交流が始まった。

 「TO THE FUTURE」は約15分の短編で、小学校の先生と生徒の一日の風景を、ブラックユーモアを交えて描いた作品。

 シネマテークたかさきでは6月6日~19日、「TO THE FUTURE」をはじめとする子どもをテーマにした短編オムニバス作品、「Theショートフィルムズ みんな、はじめはコドモだった」を上映しており、14日(18時50分~)の上映後、井筒監督のトークショーを開催する。

 今回のは同監督の計らいで、トーク60分、質疑応答30分を予定しており、シネマテークたかさきの担当者は「通常の舞台あいさつより充実した時間となるのでは」と話す。

 通常の鑑賞料は一般=1,200円、シニア・高校生以下・会員=1,000円。井筒監督のトークショー付き鑑賞チケットは一般=1,700円、シニア・高校生以下・会員=1,500円。

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