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前橋サクラ開花の「標準木」-気象台移転後もこの木で

一般的に標準木と呼ばれる木は「植物季節観測用標本」

一般的に標準木と呼ばれる木は「植物季節観測用標本」

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 8メートルを超える強い風が吹いた4月10日、前橋地方気象台(前橋市昭和3)の標準木も花びらを散らした。

前橋の標準木(ソメイヨシノ)は樹齢22年

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 前橋地方気象台にはソメイヨシノのほかにツバキ、ヤマツツジ、アジサイ、カキ、イロハカエデなどがある。植物季節観測用標本は一般的に標準木と呼ばれるもので、前橋のサクラの開花宣言はこの標準木の開花(5~6輪)が基準となる。

 前橋地方気象台は1896(明治29)年に開設された。現在の建物は1932(昭和7)年に建てられたもので、建築マニアに人気がある。

 来春、前橋合同庁舎(同市上細井町)への移転が決まっているが、植物季節観測用標本はそのまま標準木として使うという。

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