JR新前橋駅前のビジネスホテル「新前橋ターミナルホテル」(前橋市新前橋町、TEL 027-252-2121)が4月13日、大浴場をリニューアルした。
前橋市では昨年7月、「ヤマダ電機」が同市日吉町から高崎市栄町に本社を移転したことから、ビジネスホテルの利用減による影響が取りざたされ、一方の高崎駅周辺ではヤマダ電機本社を訪れるビジネス客の囲い込み競争が激化した。
JR新前橋駅は高崎駅と前橋駅の中間にあり、JR上越線、両毛線が乗り入れる。関越自動車道、前橋インターチェンジからも前橋駅より近い。
「新前橋ターミナルホテル」も、昨年7月まではヤマダ電機の関連業者の利用があったが、「移転後、関連業者の利用はなくなったが、利用客数への影響はない。前橋市内全体では昨年より利用者数が減少したようだが、当ホテルでは月の前半、大浴場が使えなかったにもかかわらず客数は増加した」(同ホテル担当者)という。
同ホテルの主な利用者は東京、大阪、仙台などからやって来る営業、工事業者、IT関連の技術者だ。
「仕事の疲れを癒してもらえたら」(同)と、今回のリニューアルでは檜を使用したサウナのほか「スチームサウナ」を設置。メーンの湯は日により漢方風呂にするなどのサービスを実施している。
宿泊料金は5,250円~。10人から45人まで利用できる会議室もある。