高野山真言宗華敷山(けふさん)補陀落院(ふだらくいん)慈眼寺(高崎市下滝町、TEL 027-352-8365)の「しだれ桜」が満開になり、今週末に見ごろを迎える。
しだれ桜はエドヒガンザクラの変種で、柳の枝のように下がった枝が特徴。同寺のしだれ桜は今から600年以上前、南北朝時代に植え始められた。
今月23日、成田空港では強風の影響で定期貨物便フェデックス80便が着陸に失敗し、炎上した。この日が群馬県南部にも強注意報が出ており、突風を伴う強風に見舞われた。
当日はまだ五分咲きのため花見客は少なめだったが、風にあおられるしだれ桜の姿を撮影するアマチュアカメラマンの姿が見られた。
同寺の吉井住職は「しだれ桜は天候次第では来週末まで持ちそうだ。ちょうどそのころ、ソメイヨシノも咲き始めるのでは」と話しており、日没から21時ごろまで、しだれ桜のライトアップも楽しめる。