市街地からSCへ-「三越伊勢崎」が「スマーク伊勢崎」に出店

伊勢崎本町のランドマーク的存在だった「三越伊勢崎」。最終日まで開催した「感謝セール」に多くの人が訪れた

伊勢崎本町のランドマーク的存在だった「三越伊勢崎」。最終日まで開催した「感謝セール」に多くの人が訪れた

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 「三越伊勢崎」(伊勢崎市本3)が11月3日、店舗移転のため同地での19年半に及ぶ営業に幕を下ろした。

「三越伊勢崎」の新店舗

 伊勢崎市の本町通りに三越伊勢崎が出店したのは1989年。当時、この通りと周辺は地元の老舗商店やベイシア(本社=前橋市亀里町)の創業店舗「ベイシアIS伊勢崎」、「西友伊勢崎店」、「東武ギフトサロン(撤退)」などが立ち並ぶメーン商店街だったが、1990年代以降の郊外店の台頭により様変わりした。

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 三越伊勢崎が本町通りから、今月20日に開業する大型SC「スマーク伊勢崎」内(同市西久保町)への移転を決めたのは「SCの集客力を見込んだ。また三越伊勢崎の顧客のニーズに応えるため」(三越広報担当者)だが、長年営業していた同地を去るについては苦渋の選択だったようだ。

 旧店舗の売り場面積は約90坪だったが、スマーク伊勢崎内の新店舗はその倍に当たる約180坪のスペースを確保した。取扱商品のジャンルはギフト、カタログギフト、食品、婦人・紳士服飾雑貨、英国ハロッズ社のグッズと旧店舗と同じだが、品数を増やし「もっと種類があるといいのに」という顧客のニーズに応じる考えだ。

  三越は現在、群馬県内に高崎、伊勢崎、桐生、館林の4店舗を展開しており、4店舗とも「売り上げは順調で、ほとんど差がない」(同)状態。スマーク伊勢崎の立地は「三越高崎」と「三越桐生」の中間という点では本町の旧店舗と変わらないものの、今まで4拠点の商圏に入らなかったエリアからの集客が見込める。

 初年度の売り上げ目標は「売り場面積が倍になるので5億円」(同)とSC内への出店に期待を寄せる。