伊勢崎商工会議所青年部(伊勢崎市昭和町)は「第25回全国都市緑化ぐんまフェア」開催中の「いせさき波志江沼環境ふれあい公園」(伊勢崎市波志江町)で10月26日、「いせさきもんじゃまつり」を開催する。
「いせさきもんじゃまつり」の開催は今回で6回目。例年「伊勢崎市民の森公園」(同市山王町)で開催しているが、今年は緑化フェア会場内での開催となる。
もんじゃはお好み焼き店で提供されるのが一般的だが、「いせさきもんじゃ」は駄菓子屋の子ども向けメニューとして発展してきた。低価格で販売するために具は少なく、味を付けた生地そのものを楽しむのが特徴。
「具が少なくて、チープで見栄えもいまいち。でも熱い鉄板の上でジュージュー音を立て、ソースが焦げる匂いがたまらない『おやつ』だった。駄菓子屋の片隅に必ずもんじゃコーナーがあった」(高野さん)と懐かしむ。
いせさきもんじゃは具が少ない代わりに味のバリエーションが豊富で、ソースをベースにした生地にかき氷用のいちごシロップを加えた「あま」、カレー粉をアクセントにした「から」、いちごシロップとカレー粉を加えた「あまから」などがある。
当日は2,000食のもんじゃを提供する大実演販売会(1食200円)や、伊勢崎商工会議所青年部が企画・販売を手がける「どこでももんじゃセット(コンロ・鉄板・へら・固形燃料・特製もんじゃ粉・切りいかなどの具材・いせさきもんじゃソース・いちごシロップ・カレー粉)」(2,500円)、「いせさきもんじゃ具材セット(4人前)」(1,000円)などを販売する。
開催時間は10時~15時。
なお、リレー開催していた緑化フェアは11月9日、伊勢崎会場の閉場をもって終了する。伊勢崎市の担当者は「合併後初の全国規模のイベントだったので、13会場、60カ所の街中会場で開催した。桜に始まり、ツツジ、アジサイ、ハス、コスモス、キクまでたくさんの花を見てもらった。伊勢崎が花の名所であることを多くの人に知ってもらえたと思う」と話している。