上武大学(高崎市新町)のサークル「コマーシャル研究会(=コマ研)」(代表=小泉竜也さん)が企画制作した映像作品「地元で活躍しているプロボクサー」が9月13日、同大学で開催される「オープンキャンパス」で初公開される。
コマ研は昨年4月、同大学にメディアマネジメント学科が新設されたのをきっかっけに誕生したサークルで、オープンキャンパスや学園祭などで独自に収集した同大学や新町周辺の地域ネタを紹介している。
今回コマ研がテーマに選んだのはプロボクサーの新井恵一さん。新井さんの実家「美ゆき食堂」(同)は同大学の高崎キャンパスから300メートルの場所にあり、同大学の学生もよく利用している。
小泉さんはたまたま出かけた「美ゆき食堂」で耳にした常連客の話しから、新井さんがプロボクサーであること、日本タイトルを目指していることを知り興味を持った。
「地元で活躍しているプロボクサー」は新井さんへのインタビューが主だが、制作に当たっては新井さんが所属する「高崎ボクシングジム」(同市八千代町)で練習を見学するなど、新井さん自身を知るための情報収集に努めた。
こうして新井さんを知るにつれ、小泉さんは「今、僕は新井さんのすべてを尊敬している。出身高校が同じだったのでうれしかった。今回はインタビューのビデオと写真を使っての発表だが、次は全編映像のプロモーションビデオを制作したい」と話す。
オープンキャンパスに参加する高校生に向けた新井さんのメッセージも入った「地元で活躍しているプロボクサー」を含むコマ研の発表は10時に始まる。
オープンキャンパスは、高校生とその保護者のみを対象に行われる。