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前橋「橋林寺」昼間に除夜の鐘 「日本の伝統文化」子どもたちに

橋林寺の梵鐘(直径73、高さ139センチメートル、重さ319キログラム)

橋林寺の梵鐘(直径73、高さ139センチメートル、重さ319キログラム)

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 「曹洞宗青松山高竹院 橋林寺(そうとうしゅうせいしょうざんこうちくいんきょうりんじ)」(前橋市住吉1)が12月31日、正午から「除夜の鐘」をつく。

昨年の様子 鐘つきを待つ人たち

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 除夜の鐘は大晦日の夜から元旦にかけて寺院でつく梵鐘(ぼんしょう)。近年、「音がうるさい」などの苦情にコロナ禍が拍車をかけ、鐘をつかない寺も増えた。そんな中、橋林寺は昨年から昼の時間帯に除夜の鐘をつき始めた。

 佐田光世住職は「除夜の鐘は日本の伝統文化。子どもたちに継承するには深夜より日中がいいのではないかと考えた」と話す。

 橋林寺は1475年(室町時代)に創建された。梵鐘は1895(明治28)年に作られ、第二次世界大戦(1939~1945年)中に供出したが、1947(昭和22)年に埼玉県内で発見された。今も一日2回(6時、18時)、近隣に時を知らせている。

 除夜の鐘つきには誰でも参加できる。昨年は約200人が参加した。開催時間は12時~14時。臨時駐車場は「日典ラサ敷島」(前橋市平和1)。

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