
前橋市などが5月26日、8月9日に開催する「第69回前橋花火大会」の協賛金の募集を始めた。目標は3,000万円。
前橋は第二次世界大戦中の1945(昭和20)年8月5日夜から6日未明にかけて、アメリカ軍による大規模な攻撃を受けた。これにより市街地は焼け野原となり、500人を超える市民が命を落とした。
「前橋花火大会」は鎮魂と復興への思いを込め1948(昭和23)年の「終戦記念日」8月15日に初開催した。時の流れとともに娯楽的な要素が強まり、終戦記念日にこだわらず8月の土曜日に開催するようになった。
協賛金は企業10,000円~、個人は1口2,000円。企業は30万円以上、個人は5口から6月30日に発売する「有料観覧席」の優先購入権=特典を付ける。昨年の企業の協賛は342社、2,960万円だった。
申し込みは「前橋花火大会オフィシャルサイト」または「所定の申込み用紙・ファクス送信」で。問い合わせは「前橋観光コンベンション協会」(TEL 027-235-2211)で受け付ける。
6月24日まで。