戦国時代にタイムスリップしたような時を体験できる「箕輪城まつり(みのわじょうまつり)」(第22回)が10月27日、「箕輪城址」(高崎市箕郷町)で開催される。
箕輪城は長野業尚(ながのなりまさ、1491~1561年)が1512年に築城した山城。1566年には武田軍の攻撃を受け激しい戦いの場となった。箕輪城まつりは箕輪城に向かう「出陣式」に始まり、「武者行列」「鎮魂祭」などを行う。メーンは「箕輪城攻防戦」で、箕郷町民の他、群馬県内、埼玉、東京、神奈川などから約200人が自前の甲冑姿で参戦する。
今年は落語家の春風亭昇太師匠も参戦。惜しい、いや雄々しい甲冑姿を見せてくれる予定。
開催日が「第50回衆議院議員選挙」の投票日と重なったことからスケジュールの一部が変更になった。「出陣式」の会場は「高崎市立箕輪小学校」で10時~、「火縄銃演舞」など一部演目は中止。「武者行列」は10時30分に高崎市立箕輪小学校を出発し、箕輪城を目指す。「箕輪城攻防戦」は「箕輪城」で14時~。
臨時駐車場(無料)は「ふれあい公園」「箕輪城長寿センター」「高崎市立箕輪小学校」「群馬銀行箕輪支店」など。9時~15時、無料シャトルバス(箕郷支所~ふれあい公園~箕輪小~箕輪城)を運行する。
箕輪城まつり実行委員長の宮川泰さんは「現生では不在者投票、投票を済ませ、戦国時代にタイムスリップを」と呼びかける。