「江黒建材」(高崎市日高町)が6月15日、カレー専門店「container curryすぱいすぼっくす」の営業を開始した。
江黒建材は創業1960年頃の建材会社。2年前から新規事業を模索。社長(2代目)の江黒裕樹さんは食べ歩きをするほどのカレー好き。江黒さんは「私だけでなくカレーは多くの人が好き。カレーの中でもスパイス系のカレーを提供したいと考えた」と振り返る。
カレーはエスニックから和風など幅広く、鶏ガラスープ、豆乳、ココナッツミルク、カツオとコンブのだしなどをベースにクミン、カルダモン、コリアンダーなど約30種類のスパイスを使い分ける。鶏ガラスープもカルダモンやフェンネルなどのスパイスとともに2~3時間かけて旨味を抽出。一つのカレーが完成するまでに延べ7~8時間かかるという。
メニューはワンプレートの「2種盛り」(1,450円)でカレー2種類、サラダ、副菜3種、クミンライス、ドリンク付き。カレーは「オリジナルスパイスかりー」「わふーかりー」「トマトチキンかりー」「グリーンカレー」から選ぶ。
オープンから1カ月、多い日には1日50人が来店、テークアウトも20人程度の需要がある。江黒さんは「まだまだ赤字。どうやって営業日を増やすかなど運営方法を検討しながら、みなさんに喜んでもらえるカレーを追求していく」と力を込める。
営業時間は土曜17時30分~21時、日祝10時30分~18時。