榛名梅林の花が早く咲きすぎて、3月17日に開催する「第33回榛名の梅祭り」まで花がもつかと関係者が気をもんでいる。
榛名梅林は東京ドーム85個分(約400ヘクタール)面積を誇り、植えられているウメは約12万本。箕郷地域・安中市秋間と合わせ東日本最大の梅の産地として知られる。
そのウメが今年は2月10日頃に咲き始め、3月4日に満開になった。昨年より1週間、例年より2~3週間早く、祭り当日まで花がもつか心配な状況。高崎市の担当者は「花見は早めに、祭りにもぜひお出かけください」と呼びかける。
祭り当日、メーン会場「榛名文化会館エコール」(高崎市上里見町)では「梅の赤飯」「甘酒」などの無料配布、梅干しなどの加工品や「梅うどん」(100円)の販売、「野点(のだて)」「チアダンス」「ビンゴゲーム」「上州榛名太鼓」などの演技が楽しめる。
開催時間は9時30分~14時。駐車場は「JAはぐくみ農協西部営農センター」「榛名文化会館エコール」。「JAはぐくみ農協西部営農センター」~「榛名文化会館エコール」~「観梅エリア」を結ぶ無料シャトルバスを運行する。バス旅なら高崎駅などから「室田行き」に乗り「エコール前」で下車。