10月8日の営業をもって閉店するJR高崎駅2・4番線ホームの駅そば「第5売店」に、別れを惜しむ客が絶え間なく訪れている。
「第5売店」は1983(昭和58)年、「たかべん」(高崎市倉賀野町)によりオープン。2017(平成29)年に「NRE高崎サービス」(当時、高崎市栄町)、2022年には「JR東日本クロスステーション」(東京都渋谷区)に経営が変わっても「高崎駅の2・4番ホームの駅そばがうまい」という評判は変わらなかった。
そんな「第5売店」が7月11日、昨夏と同様に休業に入った。理由は暑さ。店舗が壁で覆われていないため空調が効かず、体調を崩す従業員もいたという。
JR東日本クロスステーションは9月11日、「開業から40年経過し、店舗の老朽化が進んだ。これ以上の営業は困難と判断した」と閉店を発表。同時に最終営業日(9月22日~10月8日までの9日間)を発表すると、営業時間中客足が途絶えず昼時には行列ができた。
残る営業日は6日、7日、8日。営業時間は7時~14時(8日は18時)。
メニューは「かけそば」(280円)、「たぬきそば」(360円)、「きつねそば」(380円)、「コロッケそば」(380円)、「山菜そば」(400円)、「かき揚げ天そば」(410円)、「ごぼう天そば」(410円)、「ちくわ天そば」(410円)、「肉そば」(470円)、「朝得そば」(360円、11時まで)。