全国の医学生・医療系学生を対象にした「第51回全国医学生ゼミナールin群馬」のプレイベント「プレ医ゼミin群馬」で、映画監督の井筒和幸監督が講演する。
「全国医学生ゼミナール」=「医ゼミ」は毎年、「患者さんの視点での自身の医療者像の探求」を目的に、毎回400人を超える医学生・医療系学生が研究発表などを行うイベント。今年は8月11日~14日、群馬県で開催される。
「医ゼミ」前の「プレ医ゼミin群馬」は関東、甲信越エリアの医学生・医療系学生向けのイベントで、他の学部の学生や一般に門戸を開いた講演を開催する。
講師を務める井筒監督は、映画「ガキ帝国」(1981年、日本映画監督協会新人奨励賞受賞)、「岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」(1996年、ブルーリボン賞最優秀作品賞受賞)などがヒットし、その後も「のど自慢」(1999年)、「ゲロッパ!」(2003年)、「パッチギ!」(2005年、ブルーリボン賞最優秀作品賞受賞)と話題作を生むかたわらタレントとしても活躍している。
「第51回全国医学生ゼミナールin群馬」の現地副実行委員長の奥野さん(群馬大学2年)は、「医ゼミ自体は医学生のためのイベントだが、一般の人が参加できる講演は『若い世代の人たちが問題を見つけていかに解決に導いていくか』をテーマにしようと決めた。そこで井筒監督にと依頼したところ快諾を得た」と話す。
映画のタイトル「パッチギ」とは韓国語で「突き破る、乗り越える」などの意味を持つ。「若い世代の人たちに一人でも多く参加してもらい、21世紀を迎えた今も続く戦争、広がる格差、医療崩壊といった閉塞感を『突き破り、乗り越える』ために必要なことについてさまざまな角度から井筒監督の考えや意見を聞く。きっと井筒監督ならではの講義になるはず」(同)と期待を寄せる。
開場は6月21日13時30分。会場は、群馬大学荒牧キャンパス(前橋市荒牧4)「ミューズホール」。先着200人。参加費は、学生=300円、一般=1,000円。
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