「かみつけの里博物館」(高崎市井出町)が「かみつけの里古墳祭り」で上演する「王の儀式」のキャストとスタッフを募集している。
かみつけの里博物館は「保渡田古墳群」(国史跡)の中にあり、榛名山東南麓で出土した古墳時代(5世紀後半)の埴輪や、当時を再現した模型などを展示する考古博物館。
「王の儀式」は古墳を舞台に「古墳時代に行われていたであろう儀式」を再現するもの。シナリオは群馬県出身の考古学者で明治大学教授の若狭徹さんが書き下ろした。キャストは王・巫女・王族・渡来人・力士など、スタッフは衣裳・大道具・小道具・撮影(写真・ビデオ)などで定員は20人。
対象は高校生以上で、練習(8~10月全10回程度)と古墳祭り当日に参加できる人。経験は不問。参加費は1,000円(ボランティア保険加入料を含む)。
スタッフは古墳祭り当日だけの手伝い参加も受け付ける。かみつけの里博物館の担当者は「定員を超えても受け入れる。特にスタッフは祭り当日と参加可能な練習日だけでもオーケー。当日の裏方は仕事がたくさんあるのでお手伝いいただけるとありがたい」と呼びかける。
問い合わせ、申し込みは「王の儀式再現の会」(TEL 027-373-8880)で受け付ける。5月10日まで。