2015年頃に出店が発表された「IKEA前橋」(前橋市亀里町)が来年はじめにオープンする。
イケア・ジャパン(千葉県船橋市)のミカエル・パルムクイスト社長(当時)は2013年9月、山本龍前橋市長とともに記者会見に臨み前橋西モールへの出店を発表。用地には小さな看板が立った。
あれから10年。小さな看板は高さ15メートルの「ナビタワー」に変わり、店舗の骨格も見えてきた。
店舗面積は約1万平方メートル、地上2階建て。2017年にオープンした「IKEA長久手」(約20,000平方メートル、愛知県長久手市)の半分、2020年から出店を始めた都市型店舗(約2,500~4,800平方メートル)の2~4倍。国内最大は「IKEA新三郷」(約25,000平方メートル、埼玉県新三郷市)。
イケア・ジャパンは数年に渡り通信販売を強化してきた。群馬県は「IKEA新三郷」のメーンエリアで、昨年12月には「商品受け取りセンター前橋」がオープンしている。IKEA前橋の取り扱い品目など詳細は明らかになっていないが、家具など大型商品を配送にすればピックアップエリアは大幅に縮小できる。充実した品揃えに期待したい。
敷地面積は約58,000平方メートル。駐車場は全て平面約900台。