ブランド白菜「国府白菜(こくふはくさい)」の産地の寺「天明寺」(前橋市池端町)で12月10日、「白菜加持法要(はくさいかじほうよう)」が開催される。
白菜加持法要は「白菜」と「白菜守り」を供え無病息災・所願成就を祈願するもの。祈りを込めた護摩を焚き、焚いた護摩の上を歩く「火渡り」で知られ、白菜守り(無料配布)を求め例年500人が来場する。僧侶の後、一般の人も火渡りを体験できる。
天明寺は江戸中期(1781~1788年)に開創されたとされる。明治初期から住職不在の寺だったが2004年、鈴木辨望(べんもう)さんが133年ぶりに住職に就任。2006年から白菜加持法要を行うようになった。
鈴木さんは「一年間に積もったアカ(=罪や煩悩)を護摩の火で焼き尽くし、清らかな体で新年を迎えてほしい」と呼びかける。
当日は「観音寺」(大阪府池田市)住職の井上裕径師による「マジック説法」、「円東寺」(千葉県流山市)住職の増田俊康師による「プリンコちゃんショー」、野菜・漬物の直売を行う。境内ではキッチンカーによるフード、スイーツ、ドリンクなどの販売も。
開催時間は10時~15時。問い合わせは電話(TEL 027-252-1313)で受け付ける。