群馬県教育文化事業団は12月21日、「第9回GUNMAマンガ・アニメフェスタ」の各賞受賞者を発表した。
最高賞(一般大賞)は榛野あるくさん(年齢等非公開)の「マタニティーサーチ」(マンガ部門)が選ばれた。
応募はマンガ、4コマまんが、アニメーション、イラスト合計842点。
「4コマまんが部門」の大賞はちいつからたしさん(54歳、高崎市、会社役員)の「ゆいと君(白髪染ぞめ)」、「アニメーション部門」はケドモンさん(33歳、東京都、俳優)の「マンガガールズ」、「イラスト部門」はワコム大賞(小学生大賞)がえだまめさん(11歳、榛東村立南小学校)の「芸術家」、一般は猫俣さん(非公開)の「花」、高校生はHさん(18歳、群馬県立前橋清陵高等学校)の「Grush!」、中学生はやなごさん(14歳、桐生市立境野中学校)の「魔法使い」だった。
審査員は漫画家の星野正美さん(群馬県在住)らが務めた。星野さんは最高賞の「マタニティーサーチ」について「多くの読者が共感できるであろう内容で、大変読み応えのある作品だった。妊娠初期から出産までを主人公や周りの人々の思い、コロナ禍における妊婦だからこその不安なども絡め(中略)、爽やかな読後感を生んでいた」と話した。
入賞・入選作品140点は来年2月に開催される「第9回GUNMAマンガ・アニメフェスタ」で公開する。