「ぐんまフラワーパーク」(前橋市柏倉町、TEL 027-283-8189)で開催されている「チューリップフェア」のチューリップ、38品種10万本が見ごろを迎えた。
ぐんまフラワーパークは1992年に開園した花のテーマパークで、2006年3月まで公営、同4月から民間の管理会社が運営を引き継いだ。約184,000平方メートルの敷地にフラトピア大花壇、バラ園、ハーブガーデン、日本庭園など約20種類のテーマガーデンや多目的ホールなどからなる。
フラトピア大花壇(約6,000平方メートル)は季節ごとに花を植え替え「フェア」会場として使われる。チューリップも約7割がフラトピア大花壇に植えられ、例年より1週間ほど早く花を開き始め、19日・20日には約6,000人が来園した。
「チューリップの球根は冬に植える。芽を出し、花が咲くようになってからも毎日手入れが必要で、美しい花を楽しんでもらうには手がかかる」(同園担当者)、前橋市街地で起きているチューリップ事件について、「チューリップを切る目的がわからない。チューリップは見て楽しむもの」(同)。
フラトピア大花壇には散歩道とベンチが設けられており、「満開のチューリップに囲まれてゆっくり時間を過ごしてもらえる。6月にはフォトコンテストを開催するのでカメラを忘れずに」(同)とも。
開園時間は9時~17時(10月までの土日祝は18時)。入園料は、高校生以上=700円、中学生以下無料。「チューリップフェア」は5月6日まで。
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