うずらの卵の生産を手がける「高崎クエイル」(高崎市新保町)直営の菓子店「う玉屋」(高崎市新保町、TEL 027-387-0876)が「うずらのカヌレ」の販売を始めた。土日祝限定。
高崎クエイルは50万羽のうずらを飼育し、年間1億3千万個のうずらの卵を生産している。う玉屋は2020年2月にオープンした。看板商品の「プリン」は1年で5万個を売り上げた。「カヌレ」は初。
カヌレはフランスのボルドー女子修道院で作られてきた菓子で、正式な名称は「カヌレ・ド・ボルドー」。ワインの澱(おり)を取り除くために卵の白身を使っていた時代、大量に残る黄身を菓子に生かしたとされる。外はかりっと中はしっとりもっちりした食感が特長。
う玉屋では7月中販売日1日20個を製造し、完売したことから8月から30個に増やす。価格は1個300円。
店長の串田早苗さんは「カヌレを食べてカヌレを作ってみるのもいいし、ご家庭でうずらの卵を使った料理やスイーツづくりを楽しんでもらえたら」と呼びかける。うずらの卵もう玉屋で販売している。
営業時間は11時~18時。火・水曜定休。