群馬大学は8月2日、YouTube「群馬ちびっこ大学」の配信を開始した。
群馬ちびっこ大学は2005年に初開催し、今年で16回目。2019年には4日間で6,565人を集客した。昨年は新型コロナの影響で中止。今年はYouTubeを使ったオンライン開催に切り替えた。
動画は「チョコレートのおいしさを科学する」(理工学部化学・生物化学科・光物理化学研究室)、「発見!探検!科学の世界を大冒険!」(理工学部技術部機械センター部門)、「治験(ちけん)ってなんだろう?」(医学部附属病院臨床試験部)など、未就学児から中学生向けの19本。
「チョコレートのおいしさを科学する」チーム代表、奥津哲夫教授は「パティシエの世界ではテンパリングと呼ばれる技術=科学の力を知り、テンパリングでなぜおいしいチョコレートになるのか考察する。チョコレートは愛を込めてもおいしくならない」と力を込める。
「発見!探検!科学の世界を大冒険!」は、どこの家にもある牛乳パックや紙コップを使って科学の不思議を体験する。新型コロナの影響でよく耳にするようになった「治験」を解説する「治験(ちけん)ってなんだろう?」は小学校高学年向けだが、大人にもおすすめ。
8月22日まで。