赤城大沼の「氷上ワカサギ釣り」が1月11日に部分解禁され、約500人が釣りを楽しんだ。
赤城大沼はクリスマス前後から結氷し始め、2週間前後で全面結氷する。今シーズンは年末の気温が高かった影響で全面結氷に至らなかった。そのため、1月5日の氷厚検査で15センチメートル以上の氷厚となった沼尻地区、大洞地区に限り、11日解禁とした。
赤城大沼漁業協同組合の関係者は「5日には波打っていたフカンド(中央部分)も9日には凍った。これから先の検査で氷厚が安定すれば範囲を広げられる」と意気込む。 ワカサギは8~12センチと型がよく、解禁日当日、多い人では200匹を釣り上げた。
今年は新型コロナウイルス感染防止対策の一環で大型テントの利用を禁止。「カタツムリ」と呼ばれる小さなテントも1張り2人までに制限した。
入漁料は1人1日(7時~15時)700円、中学生以下無料。竿(えさ付)レンタル1,000円~、テント1人用1,500円、2人用2,500円。3月末まで(予定)。