早大建築科の研究室と高崎の建築会社がコラボ-「狭小住宅」公開へ

JR高崎駅から徒歩約15分という好立地なのに「狭小」ゆえに利用されなくなった土地に建つ「タカサキサキガケハウス」

JR高崎駅から徒歩約15分という好立地なのに「狭小」ゆえに利用されなくなった土地に建つ「タカサキサキガケハウス」

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 住宅建築を手がける「建築舎四季」(高崎市岩押町、TEL 027-330-5550)は3月15日、早稲田大学建築科入江研究室とD.F.I.が設計し、同社が建築したモデルハウス「タカサキサキガケハウス」の見学会を開催する。

 「タカサキサキガケハウス」は、高崎市街地の89.63平方メートルの敷地に建てられた建築面積39.69平方メートル、延べ床面積76.75平方メートルの狭小住宅。

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 地方では狭小住宅の建築を希望する人は少ない。その中で「タカサキサキガケハウス」プロジェクトに取り組んだ理由を入江教授は、「JR高崎駅周辺にはここ数年の間に約15棟のマンションが建設された。マンションにも駐車場にも使用されない狭小地はそのまま置き去りにされている。駅に近いこうした狭小地のポテンシャルを十分に生かし、地方の住環境に新しい考え方を提案したい」と話す。

 「タカサキサキガケハウス」はJR高崎駅まで徒歩約15分の場所にあり、「軽自動車を含め3台の駐車場を確保した上で、基準法上建てられる最大のボリュームを算出し、シンプルなボックスにした。1階に食事、料理、くつろぎの空間や、水回りなど生活上必要とされる機能を配置していくと、40平方メートル弱のフロアでさえ意外に広がりが感じられる」(入江教授)のが特徴で、中に入った人からは「『狭小地でもこんなことができるのか』、『狭さは感じない』などの感想が寄せられている」(同社担当者)という。

 「タカサキサキガケハウス」の外壁には、タイルを使ったモザイクで鳥の親子が描かれている。モザイク画制作にあたっては研究室の学生が何度も現地を訪れ、タイルを割り壁に張り付けた。「住宅の基本である『家』の温かいイメージを発信したかった。そのため最も目立つ道路側の壁に施工した」(入江教授)。

 見学会の開催は10時~12時。集合時間は10時で、集合場所は同社駐車場。参加無料。

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