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令和初の「高崎だるま市」人出さらに増える 穏やかな新年、新名物も

高崎だるま市の会場は高崎駅西口「ワシントンホテルプラザ前交差点」から「あら町交差点」までの約250メートル。写真奥は高崎市庁舎

高崎だるま市の会場は高崎駅西口「ワシントンホテルプラザ前交差点」から「あら町交差点」までの約250メートル。写真奥は高崎市庁舎

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 高崎駅西口で1月1日、2日に開催された「高崎だるま市」に多くの人が訪れ、令和初の年明けを楽しんだ。

【関連画像】高崎だるまに化けた「ジャンボ梨」

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 高崎だるま市は2017年に初開催され、今年で4回目。今年は昨年、一昨年の35万人を上回る37万人が来場した。人数はいずれも高崎市発表。

 大きなだるまを背負って帰る人、名入れサービスには2日の夕方になっても多くの人の列ができていた。

 めずらしいものでは高崎市内の梨農家とだるま組合がコラボした商品が売れていた。高崎市は群馬県内有数の梨の産地。梨といえば「幸水」がよく知られ、夏から秋のフルーツという印象があるが、「愛宕(あたご)」「新高(にいたか)」など晩秋まで収穫される。日持ちがいいことから正月に食べる地域もある。

 コラボ商品は1.1キロ以上の梨をだるまをデザインした包装紙で包んだもので、高崎だるまとの箱入り商品も用意した。人出が多いことから、山のように用意した試食の梨もすぐになくなる。試食をした人は「甘いね」「えっ~おいしいね」と驚く。「新名物」は1日100個、用意した200個がだるま市の終了時間前に完売した。

 2日に梨を提供した浜名農園(高崎市宮沢町)の浜名東さんは「おもしろい取り組みだった。冬になってもおいしい梨があることを知ってもらえてよかった」と振り返った。

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