12月1日、もてなし広場(高崎市高松町)で開催された「第8回商工会青年部グルメグランプリ」で高崎市倉渕商工会青年部の「玉玉ネギ」が優勝した。
玉玉ネギは倉渕産の玉ネギを丸ごと煮たもの。シンプルな調理法で玉ねぎ本来の味を引き出した。担当者は「倉渕産の玉ネギの甘さを伝えたかった。インパクトがあるよう丸ごとにした」開発メンバーには飲食店関係者はおらず、「素人集団だったため、優勝は本当にびっくりした」と驚きを隠さない。
2位はディフェンディングチャンピオン富士見商工会青年部「赤城山賊煮」、3位は東吾妻町商工会青年部「にんにく香る焼きおにぎりのアヒージョ」だった。
グルメグランプリは群馬県産の食材を1品以上使い、100円以上で販売し、食べた人の投票で決める。今回は群馬県内42の商工会青年部が出場。7000人が来場した。
群馬県商工会青年部連合会の担当者は「グルメグランプリを通して実際に商品化されたものもある。多くの人が楽しみにしてくれているので、これからもおいしい商品を開発してほしい」と力を込める。