「親の前で作文を読むような気持ち」-兼重監督が舞台あいさつ

家族や友人を前に「緊張する」を連発した兼重淳監督(左)と進行を務めた鈴木プロデューサー(右)

家族や友人を前に「緊張する」を連発した兼重淳監督(左)と進行を務めた鈴木プロデューサー(右)

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 ユナイテッドシネマ前橋(前橋市文京町2「けやきウォーク」内)で2月23日、映画「ちーちゃんは悠久の向こう」の公開に合わせ兼重淳監督が舞台あいさつを行った。

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 兼重監督は前橋市三河町に生まれ、文京町で育った。前橋市立広瀬中学校、群馬県立前橋東高校を卒業し、1988年からフリーの助監督として、東陽一監督、降旗康男監督、橋口亮輔監督、井坂聡監督、石井聰亙監督、犬童一心監督、是枝裕和監督作品はじめ多くの制作に携わってきた。

 「ちーちゃんは悠久の向こう」は初の監督作品。助監督を20年続けてきた兼重監督は「次の作品ができるかどうかわからないと思い、脚本や主題歌(「空に光るクローバー」奥華子さん)の歌詞他あらゆることに口を出させてもらった。こだわりの詰まった94分に仕上がった」と話した。家族、同級生の小林さん(前橋市在住)、学校は違うが同級の北堀さん(同市在住)をはじめとする友人を前に、「舞台あいさつはこれで5回目だが、今日は緊張している。親の前で作文を読んで聞かせるような心境」とも。

 「ちーちゃんは悠久の向こう」は、穏やかな高校生活を送る幼なじみのちーちゃん(仲里依紗さん)とモンちゃん(林遣都さん)の周囲に不思議な出来事が起き始め、予想外の結末を迎えるストーリー。

 「ちーちゃんは悠久の向こう」の上映は、群馬県内では「ユナイテッドシネマ前橋」のみ。

ロケ地の高崎で舞台あいさつ-堤幸彦監督ら(高崎経済新聞)「ちーちゃんは悠久の向こう」公式サイト

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